本日我が子の検診で病院に行ったのですが、その際に病因の先生にさらっと「いちご病ですね」と言われました。普段あまり聞きなれない言葉に「いちご病???」って頭の中にクエスチョンマークがたくさん出てきました。
そういえば最近、おでこのところに赤いプツプツが2つ出来ているな~とは思っていましたが、汗疹か何かだろうとタカをくくっていました。でも調べてみるとれっきとした病気でありしかもまーまー珍しい病気なのだと知りました。
マジか!!と驚いたのと同時に、娘の将来の為にどうすれば良いのかを一生懸命調べてみたので結果を報告します。
苺病とは苺状血管腫?
何人に1人で原因は?
レーザー治療の痛みや費用は?
について調査しました!
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Contents
苺病とは苺状血管腫?
苺状血管腫の通院日でした!
真ん中の方も肌色に近くなってきましたね!と言われました(*^^*)
外側や高さだけじゃなく、真ん中の方まで効果が見えてきて嬉しい(*≧∀≦*)❤️
体重も今回は増えてたから安心(*^▽^*)
まだもう少しシロップ服用!#苺状血管腫#ヘマンジオルシロップ pic.twitter.com/DK0LtApvtc— さっぴぃ (@_sappii_1107) 2018年11月22日
苺病=苺状血管腫 というものらしいです。
乳児血管腫は新生児の皮膚の表面や内部に赤いあざができる病気。つぶつぶがある外観から「いちご状血管腫」とも呼ばれるそうです。赤みは自然に薄れることが多いが、部位などによっては発達に悪影響を与え、皮膚のたるみや痕が残ることもあるとの事。従来のレーザー照射療法などに加え、最近は乳児期でも飲みやすく効果的な内服薬が登場し、治療の選択肢が増えているそうなので治らない病気ではなさそうです。
またこれは良性の腫瘍です。皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」のひとつで、毛細血管が増えて生じる“できもの”と考えて間違いないようです。苺状血管腫は、苺に似ているからという理由でこの名前がついたそうです。たしかにプックリと盛り上がるような感じで、苺のように見えます。身体中どこでもできる可能性があるそうですが、顔にできることが多いのが特徴だそうです。
苺状血管腫は、5歳までに50%、7歳までに75%の苺状血管腫が自然に治ると言われています。
出来る場所や形状によって視力障害、呼吸困難、開口障害、難聴など機能障害を起こす場合は、積極的な治療が行われます。
そうでない場合は自然に治るのを待つか治療をするのか悩みますよね。
苺状血管腫は何人に1人できるのか、またその原因は?
今日は苺状血管腫のレーザー評価だったの。もーほとんどなくなってて、あと3ヶ月後にもう一度見てもらって問題なければ終了!本当がうみ頑張った!久々新生児だったころ載せる↓ pic.twitter.com/rvsDE7aQW4
— がうやん®@がうみ2歳 (@153Boof) 2017年4月8日
日本人の100人に1人程度が発症するとされる病気です。まーまー珍しい病気ですよね。
でも親戚の中にも同じいちご病と診断された子がいるのでそんなに珍しい物でもないのかな~と思ったりしています。
乳児血管腫(にゅうじけっかんしゅ)は、皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」の一種で、未熟な毛細血管が増殖してあらわれる良性の腫瘍です。見た目が赤く、いちごのような外観から、「いちご状血管腫」とも呼ばれます。



苺病とは苺状血管腫に対するレーザー治療の痛みや費用は?
苺状血管腫が苺形。これ以上盛り上がったら、レーザーかしら(>人<;)なりせんように〜。 pic.twitter.com/eW2FUeAj
— 白玉 (@shiratama_12) 2012年3月23日
ネットで調べると実際に苺状血管腫と診断されたお子さんのレーザー治療についての記載がありましたのでご紹介します。
アザがまだ小さめ(1.5㎝ほど)なこともあり麻酔はテープ麻酔で行うこと、その上で感じるレーザーの痛みは大体輪ゴムでぱちんと弾く程度で、時間は数十秒で済むとのこと。
また、今回のレーザーは打って即アザを消せるわけではなく、アザがどんどん大きくなる今の時期にレーザーを打つことでアザの肥大を抑え、自然な消失を早めさせることを目的としたものだそうです。
娘はそのレーザー治療を三ヶ月おきに計三回受けることになりました。
とありました。

レーザー治療の費用は自治体や病院によって違う?
基本的には乳幼児なので、健康保険の対象となり乳幼児およびこども医療の公費が適用できそうです。
※1回あたりの料金につきましては以下をご参照ください。
乳幼児/こども 医療公費対象の方 |
医療保険(公費対象外) ※治療範囲の大きさにより治療費が変動します |
||
---|---|---|---|
自己負担割合 | 負担額(概算) | ||
0歳~3歳未満 | 無料 | 2割 | 1万円~3万円 |
3歳~中3まで | 1日当りの上限あり 市町村により異なる |
5千円~2万5千円 |
完全に治るのか、痕は残るのか?
形成外科で次女の脇腹にできた赤アザの診察。やはり苺状血管腫とのことで、「2週間おき、3回くらいでキレイに治るんで、サクッとレーザーしましょう!」との診断で、さっそく照射。レーザーの派手さに対して、痛みはあまりないらしい。輪ゴムでパチン!とか、静電気くらいとのこと。 #苺状血管腫 pic.twitter.com/8FKAbOKWeE
— ほっぴー@喘息🎩🚨 (@hoppeta_pampam) 2018年1月22日
完全に治るのか、痕は残るのか?というのが気になりますよね?
結論から言うと、「完全には治らないが、ほぼ見た目にはわからないくらいには治りそう(ただし例外あり)」って感じみたい。乳児は乳児血管腫の大きさがピークに向かう生後5週間以降、5カ月までに内服薬を飲み始めるのが効果的という。服用期間は半年間から1年。「効果については個人差もある。早く目立たなくなるが、跡形もなく消えることはない」と念を押す医師もいます。
最近はレーザー治療よりもシロップの服用が主流??
半年に渡る服薬が無事終了。直径5cm厚み1cmオーバー👉3cm弱平坦に。髪の毛の中が幸いして、ぱっと見わからないくらいまでに。治療してよかった。#いちご状血管腫 #ヘマンジオル pic.twitter.com/HAWVdA4PKz
— あき 1y6m🚺 (@Jh9Qb0gkmiMVOQ6) 2018年8月29日

これまではレーザーを当てて赤みを改善させるなどの手法が主流だったが、2016年9月に国内初の内服薬が登場。それが製薬企業、マルホ(大阪市)の「ヘマンジオルシロップ小児用0.375%」だ。乳児血管腫が小さいうちに早めに治療を始めた場合、増殖を抑え、消えるのを早める効果があるそうです。
ある医師が、医療センターを訪れた主婦の子どもにこの内服薬を処方。1日2回、哺乳中か哺乳後すぐにシロップを乳児に服用させたところ、半年間でかなりの効果があったみたいで、現在は経過観察中という事です。
ヘマンジオルシロップは血管腫の増殖を抑え、小さくなるのを速めます
ヘマンジオルシロップは、プロプラノロールを主成分とするお薬で、血管腫の増殖を抑え、小さくなるのを速めるはたらきにより、乳児血管腫(いちご状血管腫)を治療します。
主成分のプロプラノロールは、1960年代から高血圧や不整脈などの治療薬として広く使われてきたものです。そのため、血圧を下げたり、心拍数を減らしたりする作用があります。
これなら痛みもなさそうだし、子どもへの負担は最小限に抑えられそうなので嬉しいですね。
最後に
愛しい我が子に、苺病なんていうカワイイ名前の病気があったなんて・・その実際はなかなかにハードな病気だった・・・
多くの場合は自然に治癒するが、場合によってはレーザー治療やシロップ服用での治療が必要になるケースがあるようなので先生の話をよく聞いて家庭でもしっかりと経過を見守り、治療を行っていきたいと思います。
この記事が、同じ病気を持つ子の親=仲間の役に立てれば幸いです。