最近、ドイツのメルケル首相の身体が震える件が話題ですね。脱水症状なのか、パーキンソン病なのか・・・などの憶測が飛び交っています。真実はどうあれ、体調は悪そうなので一刻も早く病院で精密検査を受けて、治療をしてほしいですね。忙しくてできないのかな~
なんとなくメルケル首相のことをネットで調べていたら
「ヒトラーの娘」なるワードを発見!なぬ!マジか!そんな人がドイツの首相なんてできるのか?
と思ったので調査してみました!
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ドイツのメルケル首相はアドルフ・ヒトラーの実娘って本当?
独国ドイツのメルケル首相はナチスドイツのアドルフ・ヒトラーの実娘って本当なのでしょうか?
アドルフ・ヒトラーは自分の精子を冷凍保存していて、死後に体外受精させて自分の後継者を作るようのに戦時中に指示していた。そして、ヒトラーが自害した後に体外受精児のメルケルが生まれたという噂があります。
そして今のドイツの首相に就いている。これが本当ならナチスドイツの政血が今も続いていることになりますよね?
メルケル首相って本当に体外受精児なのでしょうか?両親はいない?孤児院育ち?それともちゃんとした先祖から続く家系から生まれた?これってデマなのか?などさまざまな疑問が湧いてきます。
完全なデマでメルケル首相がヒトラーの娘はありえない?
調査してみたのですが、まず、ありえませんね。メルケル首相は1954年生まれ。世界で始めて体外時勢受精児がイギリスで生まれたのが1978年。この差を、誰がどう説明できるのでしょうか?
ドイツのメルケル首相の生い立ちは?
ドイツのメルケル首相の生い立ちは?どんな感じなのでしょう?
調べてみると、家系はポーランド系なのだそうです。
帝政ドイツ時代の1896年にポズナン(ドイツ語ポーゼン)で生まれたポーランド人である祖父ルドヴィク・カズミェルチャクが第一次世界大戦でドイツ軍に徴兵され、戦後に除隊したのちベルリンに定住、グダンスク(ドイツ語ダンツィヒ)出身のカシューブ人ヘルリント・イェンツシュと結婚して生まれたのがメルケル首相でした。
アンゲラ・メルケルさんはハンブルクで生まれました。
父は牧師
父ホルストがベルリン=ブランデンブルク福音主義教会(現ベルリン=ブランデンブルク=シュレージシェ・オーバーラウジッツ福音主義教会)の牧師として東ドイツに赴任することになり、生後数週間のアンゲラは1954年に両親と共に東ドイツへ移住。
母は教師
母はラテン語と英語の教師であった。東ドイツでは教会は反政府勢力の拠点であったが、父は牧師だったが、政府に「進歩的勢力」と見られていた会派の所属で危険視されておらず、西側へ旅行できる特権も与えられていた。
兄弟は兄1人・弟1人・妹2人。
メルケルさんの学校の成績はとても優秀で、ロシア語と数学が得意だったそうです。
ドイツのメルケル首相の経歴は?
現在のライプツィヒ大学で1978年に学士取得後東ベルリンの科学アカデミーで
理論物理学を研究し1986年に博士号取得。ウルリッヒ・メルケルと結婚し4年後に離婚するが現在も元夫の姓であるメルケルの姓を名乗っている。
現在の夫であるヨアヒム・ザウアーとは1998年に結婚している。
35歳だった1989年にベルリンの壁が崩壊。
科学アカデミーを退職して政界に入る。
1990年に初当選直後から大臣職を歴任。
2005年からは首相となり2018年10月現在4期目をつとめている彼女は今13年目です。
2005年からは首相で2021年に任期終了まで続けそのあとは議員をやめるそうです。
「鉄の女」と言われたイギリスのサッチャー首相も首相在任期間は11年。
最後に
繰り返しにはなりますが、ヒトラーが死んだのは1945年4月30日です。メルケルが産まれたのは1954年7月17日です。
そして、精子の冷凍保存技術が開発されたのは戦後ですので、メルケルがヒトラーの娘である可能性はありません。
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