衝撃のニュースが飛び込んできました。治療薬に対して耐性をもつマラリアが、東南アジア全土で感染を広げているらしいんです。ヤバイですよね。東南アジアに夏休みで観光や旅行に行く計画を立てていた人にとっても、大ダメージなのではないでしょうか?
専門家は「世界的な衛生上の緊急事態」に陥る恐れもあると警鐘を鳴らしています。
22日の医学誌ランセットに掲載された報告によると、複数の薬剤に対して耐性をもつマラリアの原虫が進化して、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムに拡散したとの事。それらの国ではすでに多くの犠牲者が出ているとの事。
そこで
マラリアの感染経路は?
初期症状や対策は?
ワクチンの値段や対応可能な病院はどこ?
など気になることを調査してみました!
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Contents
マラリアの感染経路は?
世界の100か国近い国々で流行し、毎年新たに2億人以上の罹患者が報告されているマラリアは、世界三大感染症のひとつに数えられています。人から人へとうつることはないマラリアは、どのような感染経路を辿って拡大していくのでしょうか。
ハマダラカ(蚊)に刺されることで感染する
夏も近づいてきた事ですし、ここで少し蚊の種類を紹介したいと思います。
左上から、
ネッタイシマカ、ヤブカ、ハマダラカ、イワモトレンカ、です。特に右下のイワモトレンカは、オタクの血が大好物だそうです。
吸われたいですね。 pic.twitter.com/4mWGnWWY1C
— ╰⋃╯ る る し ゃ ん ╰⋃╯ (@BOKU_RURU) 2019年5月22日
マラリア原虫は、主にハマダラカという種類の蚊によって媒介されます。
マラリアは、人から人へと感染することはないため、患者さんに直接触れたり飛沫を吸い込んだりしても、うつる心配はありません。
過去には、マラリアに感染しているものの症状が現れない「不顕性感染(ふけんせいかんせん)」の方から輸血を受けることによる医療に関連した感染も起こっていました。ただし、こうした例はごくまれであり、主な感染のきっかけはマラリア原虫を持つ蚊に刺されることです。
マラリアの流行とは、患者さんの血液を吸った蚊がほかの人を刺すことで起こるため、マラリアを発症した方が蚊に刺されないよう対策をとることが大切です。

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マラリアの初期症状や対策は?
初期症状が現れてから、徐々に症状がひどくなっていくのですが、下記のような症状が出ていたら要注意です!
悪寒期
ごく普通に生活していた人が突然ひどい寒さを訴え、震え始めます。熱帯地方など、外気温が非常に高い地域であっても、歯をカタカタと鳴らし凍えるような状態になります。このとき、患者さんの体温は高い状態にあります。
悪寒期が1~2時間ほど続き、今度は灼熱期の症状が現れます。
灼熱期
それまで寒がっていた患者さんが、突然あつさを訴え始めます。ゼエゼエとした呼吸音や目の充血なども特徴的です。
急にひどくあつくなるため、悪寒期に必要としていた毛布や衣類を脱ぎ捨ててしまう患者さんもいます。
もし周囲の人で「寒い」と言っていた人が「暑い!」と言い出したら「ん?大丈夫かな?」と心配してあげてくださいね。
発汗期
サウナに入ったときのように、全身に多量の発汗が起こります。このとき、患者さんは苦痛ではなく、爽快感を感じるようです。
発汗期が終わると、疲労により眠ってしまう患者さんがほとんどです。その後、一連の症状がなかったかのように普通の生活を送ることができるようになります。
マラリアに感染すると、原虫の種類によって、このような熱発作が48時間あるいは72時間ごとに起こります。
熱症状のほかに、すべてのマラリアにおいて下痢や吐き気、嘔吐などお腹の症状が現れることがあります。人によっては、熱症状よりもお腹の症状が強く現れることもあります。
マラリアのワクチンの値段や対応可能な病院はどこ?
マラリアの治療薬(ワクチン)として広く使われている「DHA-PPQ」が効かなかった割合は、カンボジア西部で62%に上り、同国北東部で27%、ベトナム南西部で53%、タイ北東部では87%に達した。
薬剤に対して抵抗力をもつ菌=薬剤耐性菌ってやつですね。うーん、なかなか手ごわそうだ・・・
耐性をもつマラリアの原虫は、2008年にカンボジア西部で感染が広がったそうです。それ以来、進化や変異を続けて複数種類の原虫が出現し、近隣諸国に広がっているということなので日本にも入ってきていないか心配ですね!
対応可能な病院は
都道府県によって違う様ですね。
主に内科や外科が担当になるようです。

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最後に
マラリアは年間3~5億人の罹患者と150~270万人の死亡者があるとされています。蚊が媒介となり感染します。マラリアには5つのタイプがあり熱帯熱マラリア、四日熱マラリア、三日熱マラリア、卵形マラリア、そして最近確認されたサルマラリアがあります。
そのうち熱帯熱マラリアは重症化するので要注意です。
日本人も海外旅行者を中心にして年間100人から200人の感染者を出しているようなので注意が必要ですね。
海外旅行に行く際などは「虫よけスプレー」などをしっかり常備しておきましょうね!
以上最後まで読んでいただきありがとうございました!
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