22日に横浜市の林文子市長が会見を行い、カジノなどを含むIR=統合型リゾートの誘致に向けた本格的な検討準備に入る意向を明らかにしたことを受け、これまで一貫して「誘致反対」を主張してきた横浜港運協会の藤木幸夫会長が記者会見を開きました。
会見で藤木幸夫会長は、「大きく顔に泥を塗られた。俺一人になっても反対する」と発言。改めて反対の立場を鮮明にすると「山下ふ頭は聖地、博打場にはしない」と決意を滲ませていました。
そこで
藤木幸夫の出身や学歴(経歴)は?
結婚歴や子どもはいる?
横浜カジノ反対の理由は?
など気になったので調査しました!
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藤木幸夫の出身や学歴(経歴)は?
藤木幸夫氏は、藤木企業の創業者である藤木幸太郎の長男です。
横浜港運協会会長のほかに、社団法人日本港運協会副会長、財団法人横浜港湾福利厚生協会会長などを務めている方です。
藤木幸夫氏の出身は神奈川県の横浜市です。
高校は横浜工業高校との事でした。
大学は、早稲田大学政治経済学部とのことです。
経歴も輝かしいものがありました。生粋のサラブレットって感じです。
1970年5月 – 藤木企業株式会社代表取締役社長
1981年6月 – ポートサービス株式会社代表取締役会長(現職)
1986年4月 – 株式会社横浜スタジアム取締役
1986年6月 – 社団法人日本港運協会副会長(現職)
1986年7月 – 社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団理事(現職)
1988年4月 – 神奈川県野球協議会会長(現職)
1992年6月 – 横浜エフエム放送株式会社代表取締役社長(現職)
2000年4月 – 財団法人横浜市体育協会名誉会長(現職)
2000年4月 – 株式会社横浜スタジアム取締役会長(現職)
2003年2月 – 藤木企業株式会社代表取締役会長(現職)
2008年3月 – 同社代表取締役会長(現職)
藤木幸夫が横浜カジノ反対の理由は?
「藤木幸夫会長は、横浜にカジノを誘致することにはっきりと「NO」と反対しています。
その理由として、彼は下記のように発言しています。
政治家は口をそろえて、『カジノは地元に大きなメリットがある』と言いますが、詐欺みたいな話。日本でカジノをやるといっても、入ってくるのは海外資本です。結果として地元は無視され、蹴散らされる。海外資本がさんざん日本を食い物にして、儲からなくなったら箱物だけ残して立ち去る――そんな未来は目に見えています。だからこそ、私はカジノ建設には断固反対なのです」との事。
また、「地元のためにならないならば、カジノなんて意味がない。そしてもう一つは、やはり依存症の問題ですね。日本社会病理学会の横山實前会長に話を聞きに行って、ギャンブル依存症がいかに危険かを学び、これは作ってはいけないと考えるようになりました。依存症のことを言うと、パチンコをやってる里見(治・セガサミーホールディングス会長)さんがかわいそうだけど、仕方ない。里見さんも横浜カジノ構想に関わりたがってる一人ですからね。でも、自分の子供に『カジノで遊んできなさい』って言えますか? 言えないものを横浜に作らせちゃいけない」との発言もあります。確かに、自分の子どもが依存症にでもなったら大変だし、そのリスクは負ってほしくないなぁ~ギャンブルで人生狂った人も多くいるのは事実だし・・
藤木氏によると、今回のカジノ誘致に関しては黒幕がいるとの事です。
「アメリカの言いなりになっているのが透けて見えます。カジノ最大手『ラスベガス・サンズ』のオーナーであるシェルドン・アデルソン氏が、トランプ大統領の選挙を強力に支援したのは有名な話。日本にカジノを作りたがっているアデルソン氏の意を汲んで、トランプ大統領が安倍首相に依頼したのでしょうね。トランプ大統領は安倍首相を日本の総理大臣としてではなく、アメリカの州知事の一人くらいの感覚で接しているんだと思います。政治家はみんな、カジノ構想の裏に、そんなアメリカの思惑があることはわかっているはず。でも、誰も発言しない。地元・横浜の議員もしかり。私ははっきり言います。横浜にカジノは必要ない。私が絶対に作らせません。カジノ無しで、山下埠頭を孫子に誇れるように開発します」
との事。
確かに、納得できるし説得力のある発言だと思いました。
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