河口の迷いジンベエザメ(鳥取)が死亡?救出できなかった理由は?







こんにちは。ダンチョーです。

鳥取県の河口に迷い込んでいたジンベエザメが、救出作業の開始前に、死亡しているのが見つかりました。

とても残念な結果になりましたが、そもそもなぜジンベエザメは河口に迷い込んだのか?

なぜ死亡してしまったのか?など気になったので調査してみました。

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河口の迷いジンベエザメ(鳥取)が死亡した概要

鳥取県琴浦町箆津(のつ)の勝田川河口付近で10日に見つかったジンベエザメ1匹は11日午前、死亡が確認されました。

淡水で弱り、尾びれの傷が致命傷になったとみられています。

大変残念な結果ですね。

迷い込んだ河口の場所は?

鳥取県琴浦町箆津(のつ)の勝田川河口付近

10日、ジンベエザメ1匹が迷い込んでいるのを県職員が確認しました。

県によると、日本海側で迷い込んだジンベエザメが見つかるのは珍しいといい、11日早朝から沖合に戻す作業が予定されていました。

県水産課によると、10日午後1時ごろ、河口から20メートルほど上流にジンベエザメが迷い込んでいるという連絡があったそうです。

なぜ河口にジンベエザメが迷い込んだの?

諸説ありますが、イルカやクジラ類が河口に迷い込んだりする場合の原因と似ているのではないかと思います。

いくつかご紹介します。

●原因①
音波を出し、その反射音で位置確認をしているクジラは、遠浅の砂浜では音波が吸収され位置確認ができなくなる可能性がある。
●原因②
耳や脳に寄生虫が入り込んだり、地磁気が変化した場合など方向感覚が狂う。
●原因③
シャチに負われパニックになる。
●原因④
潜水艦のソナーの音に驚いて迷ってしまう。

ジンベエザメも音波を出しているらしいので、クジラ類が迷い込むのと同じ原因なのではないでしょうか?

ただ、今回は尾びれをケガしていたことから、シャチなどに襲われて負傷し、パニック状態のまま衰弱してしまったのではないでしょうか?

そして河口にたどり着いてしまった・・・とか?

河口でジンベエザメは生きられないのはなぜ?

単純明快、ジンベエザメは海水で生きる生き物だからです。

ジンベエザメは「海水の中に含まれる酸素を、ゴクンと飲み込んでエラで酸素だけを摂取し排出する」という呼吸法を取っています。

実は、酸素は海水の中にあるのです。淡水つまり川の水では、酸素がうまく摂取できません。

海洋生物は、海水に含まれている酸素をエラに蓄えることで呼吸しているんですね。

人が海中で呼吸できないのと同じように、魚は陸上では呼吸できませんよね。

つまり、それぞれの生き物がそれぞれが生きる場所に適した体のつくりに進化しているので、それ以外の場所では生きられないのです。

救出できなかった理由は?

理由は大きく2つです。

①ジンメエザメは淡水では呼吸できないので酸欠になる。

②尾びれなどに傷があった為、発見された時点で衰弱していた。

上記を踏まえて、今回の救出までの経緯やプランを紹介します。

10日の午後13時ころにジンベエザメが発見され、近所の漁協の方やサーファーなどで救出を試みました。

しかし、沖に戻そうとしたが波が高く、日も暮れたため作業をいったん中断せざるを得ませんでした・・・

11日は赤碕町漁協の協力を得て、尻尾をロープで引っ張ったり、ダイバーが直接押し出したりして、沖へ戻すことを検討していました。

そして11日、いざ救出作業を開始しようとしたところ、河口の岸から1-2メートルのところの川底に沈んでいる

ジンベエザメの死体を発見した、という状態です。

 

チューバッカ

要は、「救出できなかった」のではなく、「救出する前に死んでいた」が正しい表現です。

生き物を相手にする以上、なかなか思い通りにはいきませんよね・・

 

最後に

 

県職員が11日午前5時15分ごろ、河口付近の岸から1、2メートル離れた水中に沈んでいるジンベエザメを確認しました。

胸びれなどが動かず、つつくなどしても反応がなかったそうです・・・

午前6時半すぎにロープをかけて川岸に引き揚げて死亡を確認したときは悲しかったはずです。

体長5メートル、頭の幅が1・15メートル、胸びれが1メートルあるオスでした。

今後埋設する予定で、アゴの骨は採取して博物館などで展示することも考えているという事です。

今回は残念な結果に終わりました。

今後はもっと早期発見、早期での対応ができると良いですね。

以上、迷いジンベエザメのニュースをお伝えしました。